聴神経腫瘍 鞘腫の手術前と手術後

2016年5月に聴神経腫瘍鞘腫になり、2016年8月に開頭手術をうけました。術後は、頭痛や首の痛み、めまいに悩まされ、苦しんでいます。日々、早く社会復帰できるように、がんばっています。

予約が取れてない?!

毎週木曜日はペインクリニックの日なので、トリガーポイント注射だけにしようか?
星状神経節ブロック注射だけにしようか?
それとも、どちらもやってもらおうか?悩んでしまう。

星状神経節ブロック注射というのは
ご存知の方も多いと思うのだが、
首には各方面から来ている神経が、
1カ所に(タコ足配線のように)集まっている所がある。

その形状がクリスマスツリーの星状(ヒトデのようにも見えるが) のように見えるので、
星状神経節と言われているようだ。

当然皮膚の上からは星状神経節は見えない。

その箇所に、
ペインクリニックの先生は触診と目視のみで注射針を刺していく。


なので
なかなか狙ったところにいかない。

毎回注射をしたあとの症状が違う。


なので注射をしてもらうのは
少し抵抗があるのだ。


そう思いながら病院にきて
自動受付機に診察券を差し込んだ。


イヤイヤながら診察券を差し込む姿を
神様が見ていたのか、

今日の予約が入ってなかった。
来週の予約になっていたのだ。


「良かった。今日は注射受けなくてもいい」という気持ちが頭の中をかけ巡ったが、
先週、星状神経節ブロック注射を受けなかったせいか、
1日寝込んでしまったので、
今週は是非とも受けたい。

総合受付のイケメンの男子に、
今日の受診の受付をお願いした。

「診察の空きがあったら(予約を)入れちゃいますね」
と言いながら、
パソコンをカチャカチャやっていたが、
何かを思い出したように言ってきた。

「午後1時30からでないとシステム的に
予約が取れないのでまた午後1時30に来ていただけますか?」
との事。

今はお昼12時なので、
1時間以上時間をつぶしてこなくてはならない。

しょうがないので
昼ご飯を、付き添いの妻と食べに行く。

妻が「とんかつが良い」というので
比較的新しくできた「かつや」に行くことにした。

しかし、
道路事情のせいなのか、つまの勘違いなのか
着いたのは「かつ響」であった。

まあどっちでもよい。

久しぶりにとんかつに舌づつみを打ち
また病院へ。

受付時間の2、3分前であったが、
「まあいいだろうと」と思い
受付カウンターにいったら、
まだ1時30分ではないとして、
受付を断られた。

なかなか手ごわい受け付けだ。

そんなこんなで、やっと受け付けを終わらせ、
待合室に向かった。

午後2時からの診察開始だし、
今日、それもさっき受付を済ませたばかりである。
呼ばれるのは、ずっと後の方だろうと思い、
気長にスマホでも眺めているしかない。
(首が凝るのであまりスマホを眺めていたくはないのだが…)

妻にはいったん帰ってもらって、
診察が終わったら迎えの電話を妻に入れて
迎えを頼むこ事にして
順番がくるまで、一人で待合室で待っていた。

受付のご婦人に聞いたら、
今日は予約患者が10人いるらしい。

という事は、
あの医師ののんびりとした診察時間を計算すると、
自分に回ってくる診察時間は、
午後4時を回ることになることだろう。

しかし、
今日は予想に反して
4番目ぐらいに受診の順番が回ってきたのでびっくり。
人生、悪いことばかり続くわけでもない。

医師に今回の予約の件で問いただしてみたら、
やはり医師の勘違いであった。

なかなかお茶目な医師である。

星状神経節ブロック注射と肩にトリガーポイント注射を受け、
受診室と処置室を後にし、
下りのエスカレーターに向かって歩きだしたら、
前方で妻が上りのエスカレーターから
こちらに手を振っていた。

それにしても丁度良いタイミングで
迎えに来てくれたものである。

今日は12月なので
良い夫婦の日でも何でもないが、
余りのタイミングの良さに驚くばかりである。

これぞ以心伝心という事か?

今日は診察の予約が取れてないというハプニングがあったが、
終わり良ければ全て良しという事にしておこう。