聴神経腫瘍 鞘腫の手術前と手術後

2016年5月に聴神経腫瘍鞘腫になり、2016年8月に開頭手術をうけました。術後は、頭痛や首の痛み、めまいに悩まされ、苦しんでいます。日々、早く社会復帰できるように、がんばっています。

日本人脳外科医のスーパードクター

2月26日のTBSテレビでやってました

1番だけが知っている日本にスーパー医師が!

頭蓋骨に穴…楽器を演奏させたまま手術」!!

 

手術の仕方が衝撃的でした

 

手術されているのは

バイオリニストや

ギタリスト、ピアニスト等の

楽家の方々だったんですが

 

この方々の病名が

「局所性ジストニア」というもの

 

これが何かというと

 

ピアニストさんや

ギタリストさん、はたまた

バイオリニストさんって

 

練習する時って

同じところを繰り返し繰り返し

練習する事ってよくある事だと

思うのですが

 

そういった練習を続けていると

脳が指令異常という事を起こし

 

ある日突然

そのパートに差し掛かると

指が動かなくなったりする現象らしい

 

こうなると

プロとしている方々にとっては

致命的です

 

以前まで

このような症状は

「心の病気」とされてしまい

 

心療内科などにまわされ

結局治らずじまいで

プロとしての人生を

諦めざるを得ない状況だった

という事です

 

最近になって

その症状が

「局所性ジストニア」という

事が分かり

 

手術で治せるという

スーパードクターが

この日本にいるということで

 

その手術の光景を

TBSテレビでやっていたんです

 

そのスーパードクターは

東京女子医科大学の平孝臣先生」です

 

手術の方法というのが

先ず寝かせた患者さんの頭のてっぺんに

小さな穴をあけ

そこから細い金属の棒状の物を差し込み

 

脳の中心部の視床部を

金属の棒状なもので

200か所以上あるポイントを

刺していくような感じというか、

ここら辺は良くわからないのですが

 

何でもその「局所性ジストニア」の症状が

手術中に起きなければ治せないので、

 

患者さんは皆、

術中は意識は完全に起きた状態で

なおかつ

各々の楽器演奏を術中にしながら

(寝ながらバイオリンを弾いたり

ギターを弾いたり、ピアノを弾いたり)

 

その「局所性ジストニア」」の症状が

出るまで演奏し

 

症状が出た瞬間に

平先生が脳の視床の悪い部分を

金属の棒状のもので探し

 

患部が分かったら

(多分レーザーみたいな器具で?)

その患部を焼くらしいです

 

脳部分は痛みを感じる神経が

無いので

 

患者さんは意識があっても

痛みは無いのですね

(当然、硬膜など穴開けるので、

痛いから麻酔をしていると思います)

 

 

ただし

この術式を行う医師は

日本にも世界にも

この「平孝臣先生」ただ一人という事です

 

 

今までは

「局所性ジストニア」などという

病気が分からなかった時代は

 

スポーツ選手など

この病気でやむなく

その世界をあきらめていった人は

数知れないのではないかと

 

平先生は言っていました

 

なかなか人間の脳って

奥が深いなと思いました

 

これからも

平先生にはがんばっていただきたいと思うし

この手術ができる

医師が増えていってもらえれば

 

救われる人は

たくさんいと思いますから

是非がんばってほしいと思います