聴神経腫瘍 鞘腫の手術前と手術後

2016年5月に聴神経腫瘍鞘腫になり、2016年8月に開頭手術をうけました。術後は、頭痛や首の痛み、めまいに悩まされ、苦しんでいます。日々、早く社会復帰できるように、がんばっています。

前庭神経は全部切った方が良い?!

今月も、脳神経外科に行く日が来た。

 

今回は、経過の診察と

傷病手当て金最後の申請の診断書を

もらう事と、

ハローワークに提出する書類の

相談と、

障害年金の診断書の作成をお願いするべく

診察に挑んだ。

 

今日一番大事なのは

三番目の障害年金の診断書の件である。

 

主治医が素直に聞き入れてくれるかどうか

 

とりあえず診断室に入ると

いつもの会話。

 

「調子はどうですか?」から

はじまる、いつものやりとりで

少しうんざりしながらも

最近の気になる症状など相談する。

 

最近気になる症状とは、

朝起きた時、指の関節が痛くて

手を握ることができない、

という事。

 

主治医は

リウマチか脛椎から来ているのか

どちらかかも知れない、と言う。

 

リウマチの検査は

ペインクリニックの方で、

血液検査をしている。

 

残るは脛椎からの症状となるが、

以前MRIを撮った時の画像を見ながら

主治医が

「この辺が脛椎が狭そうだから、ここから来ているのかも」と言う。

 

以前は、この同じ画像を見ながら

「特に悪そうな所は無いようだ」

と言っていた事を主治医に言ったら

「特に悪そうな感じは無いが、脛椎症になりやすそうな感じの所があるので、首を後ろに反るなどのストレッチを良くやった方が良い」と言い直してきた。

 

それから

頭痛や首の傷みやめまいは、相変わらずあるといつものように訴えていると、

今日は

いつもと違った話が聞けた。

 

聴神経腫瘍鞘腫の患部から

腫瘍をこそぎ取る際に

少しでも前庭神経を残すと

頭痛やめまいなどを長期に渡って訴える患者が

増えているという。(自分のような患者が増えている!やっぱり!)

 

主治医が話を続ける。

 

これは仮説だが、

患部に前庭神経を少しでも残すと

その前庭神経は、働きが非常に不安定なので

反対側の健全な前庭神経に影響する。

その為、バランス感覚がなかなかリセットされず、

めまいや頭痛が改善されないのではないか?

という仮説をたて、

昨年から

患部の前庭神経は良くても全部取りきるように方針を変えた、

という。

 

そうすることにより、

残った患部と反対側にある

前庭神経は、バランス感覚のリセットがしやすくなるので、

めまいや頭痛が早く治るののではないか、

という。

 

もしそれが本当なら

自分は間違った方針で手術をうけ、

1年以上(8月が来ると2年)も

苦しんでいるという事になる。

 

主治医に

 

自分は再手術した方が良いのか!

と聞いたら、

 

再手術はやらない方が良い。

今言ったことはあくまで仮説だから、

と言った。

これから徐々に治るのを待った方が良い、

と言われた。

 

まぁ正直、

再手術なんてまっぴらゴメンだが。

 

最後に

障害年金の診断書の件を

相談したら

主治医は

自分は障害年金の診断書を書く資格の登録が

無いとかなんとか言って、

あからさまに逃げ腰だった。

 

こっちも何とか診断書を書いて貰いたいので

社会保険労務士さんが、主治医の先生に

是が非でも書いて貰いたいと言っているとか、

いろいろごたくを並べて

主治医経由で

耳鼻科の検査を受けられるように

頼んだ。

 

これは

社会保険労務士さんから

障害年金の申請は、右聴覚喪失と平衡感覚障害のセットでいくので、聴覚の検査も受けつつ、平衡感覚障害の診断書が書けるのは、今かかっている脳神経外科の主治医かベストです。」

と言われているため。

 

この診断書が手にはいらなければ、

障害年金は貰えないし、社会保険労務士さんに払った、「2万円也」は帰らない。

この診断書が「肝」である事は

間違い無い、のである。

 

来月は

またあの聴神経腫瘍の手術をした大学病院へ行かなくては!

 

主治医曰く

「簡単には行かない。

何回か来てもらうことになる」

と言う。

 

やはり

障害年金は、一筋縄ではいかない

という事か~?!