聴神経腫瘍 鞘腫の手術前と手術後

2016年5月に聴神経腫瘍鞘腫になり、2016年8月に開頭手術をうけました。術後は、頭痛や首の痛み、めまいに悩まされ、苦しんでいます。日々、早く社会復帰できるように、がんばっています。

聴神経腫瘍 手術して良かったかどうか?

昨年の8月、聴神経腫瘍鞘腫(右側)の除去手術をしてみて、

 良かった点

 ・顔面麻痺がでなかった。

 ・右側の顔半分の感覚が戻った。

 ・口の中の舌や歯茎の右側の感覚が戻った。

 

 悪かった点

 ・目まいが現在もなかなか改善しない。

 ・後頭部を耳の脇から首にかけて切開してまた縫い付けているので、

  後頭部から首にかけて引っぱられ感(突っ張り感)が半端ない。

 ・頭痛が治らない

 ・首が痛い(痛みで意識がモウロウとする。)

 ・以上のことで、現在復職できていない。

 

手術直後、麻酔が覚めてきた時、首がすごく痛かった。

もともとストレートネックなどど言われていて、首が悪かったと思う。

体も硬くて、普段から運動不足の50歳の男である。

手術中の体を8時間くらい固定され、その後目まいでまったく動けずベッドに寝ていたため、体の調子を崩してしまったのだろう。

だいたい、1か月くらいは自宅でも目まいで動けずにいた。

 

体の筋力と一緒に、首の筋力も衰え、

もともと悪い首を支えきれなくなって、痛みが出てきたのだろう。

俗に言う「頚椎症」みたいな症状になってしまった。

 ただ、手術した病院の主治医は、「MRIの結果では悪いと思われる所が見当たらない。後頭部を切ったため、それが原因で首が痛いのでは?」というし、

近所の整形外科も「MRIの結果では悪いところはない。よくわからない」というし、

頸椎専門のアトラスオーソゴナルカイロの先生は「手術そのものの原因ではないと思う。頸椎1と2は、ズレているので、そのズレを直すためには、凝り固まった胸椎部をなんとかほぐさないとだめですね。可哀そうなくらい凝ってますね」といわれた。

 

カイロの先生曰く、頸椎1と2は神経や血管が複雑に巡っているので、勉強していくほど、「触れたくない部分」との事。

ただそこがズレると、右と左の血流のバランスが悪くなるので、いろんな害が出てくるらしい。

 

現代の西洋医学でも頸椎1,2のズレという事についてあまり重要視されていないし、議論がされていないのだなあと思った。

2か月前まで通っていた整骨院の先生は、「頸椎1番と2番はズレるという事はありません」と言い切っていたからなあ。

 

現代の医者とか施術院とかは、知らない分野には足を踏み込む事をぜず、自分らにとって安全な道を歩むことしか考えない人が多いのだなあと思う。

 

ところで、

聴神経腫瘍の手術をして良かったのか、悪かったのかという部分についてだが、

現在、首や頭の痛みで復職できない(体力を使う行動はほとんどできない)事を考えると、あわてて手術しなくても良かったのかもしれない、と思ってしまうのだが。

これから手術を考えている人は、もし頭痛持ちの人は手術後悪化する場合があるから、

頭痛治療など(頭痛の大半は首が原因)してから手術に臨んだ方が良い。